〜Only Youの思い出〜
いや〜〜〜〜〜良かったなあロミジュリ!
なんて言うかな、増田貴久の魅力をこれでもかってくらい煮詰めたみたいな…少なくとも私が思う増田さんの魅力を余すところなく味わうことのできた、素敵な空間だったなぁと。
基本的に語彙力が死んでるオタクなので、ロミジュリ観劇後はひたすら「良い」「増田貴久を好きになって良かった」くらいしか言えなくなってた。
家帰ってからうわ言のようにひたすら「良い…良さがすごい…増田貴久を好きになって良かった…いや〜〜〜〜良い…」しか言ってない…とても素敵な公演でした…
— みかえる (@chip_mass74) 2018年7月15日
まずビジュですよね。
え〜〜〜〜〜ほんとに32歳????生まれたて感がすごくない??でもピュアさの中にかすかな色気も感じる…………とりあえず好き……
髪型もね…前髪を下ろしつつもおでこがチラリ…髪色もこういう色にしてくるといつもの赤髪のファンタジー感が抜けて、生身の人間感が強くなるよね……すき……マジで風になりたい……
ロミジュリ久の髪型についてなんですけど、やっぱり私は風になりたいですね…あの絶妙な前髪の割れ目を揺らす風になりたいなって… https://t.co/W9c03xfulP
— みかえる (@chip_mass74) 2018年7月13日
それから、声がいい。
私が増田さんに完全なる沼堕ちを果たしたきっかけは5年前の舞台『ストレンジフルーツ』だったという認識なんだけども。なぜこの舞台で増田さんの魅力に飲み込まれたかって言うと、内容や演技もさることながら、"増田貴久の声"に強く惹かれたからなんだ。
ビジュアルも影のある演技も素晴らしかったし、内容も面白かったんだけど、何よりも劇場内に響く増田さんの声に、どうしようもないくらい魅了されてしまった。
そんな沼堕ちから早5年。フレンドには自分の都合で行けなかったので、5年ぶりの自担の主演舞台。
やはり、今回も声がいい。優しさと柔らかさをベースにしつつも、時々色気も感じさせるような、高くはないけど低すぎもしない、心地よいお声。
今回のロミジュリで、最も私の心の臓に食い込んだ増田さんの声は、
"キャピレットだろうが神だろうが、ぶっ飛ばしてやる"
というセリフ。(ニュアンス)
ジュリエットの死を知らされ、悲しみと怒りで打ち震えるロミオがそう怒鳴ったのです。BGMはなく、客席で増田さんの肉声だけが響き渡るシーン………
少プレやPON!などの各種番組でOnly Youのレポはやってくれたけれども、クローズアップされるのは歌って踊っているシーンあるいは門田くんのシーンがちょっぴりという具合で、あまりロミオ久の演技シーンは映らないことが多いような気がして……少なくとも、上述の私のイチオシシーンは映してもらえなかったんだよな……なので、このシーンをもう一度見るには映像化してもらうしかないんだよなぁ……
そんでもって、歌と踊りが素晴らしい。
増田さんの歌声の良さなんて十分知っているつもりだったけど。それでもなお、あれ?増田さんってこんなに歌上手かったっけ??と思ってしまったくらい。それほどまでに彼の歌声が素晴らしくて、ずっとこのまま聴き続けていたいと思わせる力があった。
それから踊り。増田さんの踊っている姿が大好きなんだよね。音楽にのせて正確に踊る、というよりは、上手く"ため"をつくって魅せる踊りというか。増田さんの舞う姿には軸があって、その上で指先や足先にも神経が通っているというか…正しく踊ることにプラスαで余裕があるって言うんですかね…いかんせん私は踊りには全く詳しくないたちなので、めちゃくちゃ素人目線でしか語れないのが口惜しい…!
という具合にですね、観客としては増田さんのパフォーマンスを直に、この目で堪能することができてただただ、ありがてえ…ありがてえ…って咽び泣いていたのですが。さらにそれだけじゃなくて、増田さんが歌って踊ってる姿がとっても生き生きしているようで、尊さで吐血しそうだった……マジで生きろ、自分…。
さらに、キャラクター性が最高。
今回の舞台は劇中劇であり、とある大学の演劇サークルがロミオとジュリエットの演目を披露することになる、というもの。
つまり、演劇サークル所属の大学生、門田くんと彼が演じるロミオ、という二つの役を増田さんは演じたわけだ。
門田くんは演劇サークル所属の大学生。ひょろっとした大学生、あだ名はモンタ。ハキハキした女子に言いくるめられたり、尻叩かれる感じの気弱な男子、モンタくん。でも自分の中にこだわりというか、頑固な部分も持ち合わせてる。個人的には、レジデントの真中くんを彷彿とさせた。増田さんあの系統の引き出しあったな〜って。とりあえずめちゃかわいくて悶絶した…かわいい…
(途中に挟まれる大学生のシーンで、持ち込んだタオルでめちゃくちゃ汗拭いてたり、ドリンクがぶがぶ飲んでたのはモンタくんの演技ってより増田さん自身ってかんじだったのは笑ったww)
それに対し、ロミオはモンタギュー家の若者で、イケイケでアツい男って感じ。キャピレットの若い奴らとすぐドンパチやり始めるし、モンタギューの若い衆と共に敵対するキャピレットの舞踏会に潜り込んでナンパし始めるし。ジュリエットに一目惚れしてすぐ迎えに行っちゃうんだもんな〜〜〜〜肉食だよなあロミオ久〜〜〜///(そういうストーリー)
ロミオ久、基本的にセリフの語尾が男らしいので、〜だろ?とか〜だよな、みたいな、普段増田さんが使わないような言葉遣いで喋るので、オタクは軽率にドキドキした。
(メンバーとかに対してまれに発動するちょっと口の悪い増田さんに対してドキドキしちゃうのと同じ心の動きですね、これは。)
続いてジャニーズ楽曲とロミジュリの親和性。
公演を観に行く前までは、ジャニーズ楽曲×ロミジュリってどうなんかな〜〜〜?仮面舞踏会しか思いつかんぞ〜〜?って思ってたんだけど。いざ観劇してみると、この場面にはこの楽曲があったか〜〜〜!みたいな発見があって、ナチュラルに内容と楽曲が合ってたなと思う。
曲順は以下の通り。
1.ブルドック (フォーリーブス)
2.Top Of The World (SMAP)
3.ウィークエンダー (Hey!Say!JUMP)
4.仮面舞踏会 (少年隊)
5.ハッとして!Good (田原俊彦)
6.愛を叫べ (嵐)
9.Real Face (KAT-TUN)
10.愚か者 (近藤真彦)
11.君だけに (少年隊)
12.weeek (NEWS)
一曲目、突然『ブルドック』が流れ出し、サークルの練習シーンから一転、キャピレット家とモンタギュー家が対峙するシーンが始まる。キャピレット家は赤い衣装、モンタギュー家は青い衣装にそれぞれ身を包んで舞い踊り、観客はここから一気にロミオとジュリエットの世界へと引き込まれる……
増田さん演じるモンタは、モンタギュー家の子息、ロミオを演じる。「この街で最強なのは我ら、モンタギュー!」と高らかに宣言する様は、血気盛んで、自信に満ち溢れた若者のそれで、とにかくかっこいい。
続く『Top Of The World』でも激しく舞い踊るロミオこと増田さん。踊るたびにコバルトブルーの衣装のヒラヒラした部分(語彙力)が揺れる様子が美しい。
続いて『ウィークエンダー』。モンタギューの面々が、キャピレット家の舞踏会に潜り込むシーン。そこでロミオとジュリエットのふたりは恋に落ち、そして流れ出す『仮面舞踏会』。
仮面舞踏会は安定の舞踏会シーンで使用したのは良いとして、まさかウィークエンダーが流れるとは。個人的にはウィークエンダーの増田さんの歌声が一番伸びやかで、率直にかっこいい〜〜〜♡ってなった。
出会って互いに一目惚れをしたロミオとジュリエット。ふたりが手を取り合いながら歌うのは『ハッとして!Good』。仮面舞踏会まではイケイケでパフォーマンスしてたのに、ジュリエットと一緒に歌い始めると途端に笑顔いっぱいで幸せそうなロミオ様。
続く『愛を叫べ』ではロミオとジュリエットの結婚式のシーン。神父さまと天使たちに祝福され、笑顔いっぱいで歌う二人。こちらも仮面舞踏会までの挑戦的な笑みは鳴りを潜め、柔らかい笑顔が弾ける増田さん。多幸感がすごい。
しかし、幸せな時は長くは続かず………
親友であるマキューシオが、キャピレット家のティボルトによって殺されてしまう。このシーンでは『青春アミーゴ』が流れ、親友との熱き友情が描かれる。男の友情と言ったらこの曲しかないだろ、と言わんばかりの選曲で、たしかにシーンに合ってるな…!と思いました。(小学生のような感想)
その後、ティボルトを殺したロミオは町を追い出され、ジュリエットは他の結婚相手と結婚させられることに。引き裂かれる二人。悲しみに暮れるジュリエットがステージ上で歌う『愛されるより 愛したい』。
この曲では、セットの2階部分(小さいバルコニーみたいになってる)に増田さん演じるロミオが来たんですよね…………観客に目線を投げているわけではないんですが、2階席に座っていた自分の目線と同じ高さで踊り歌う増田さんを拝めて、息が止まりそうだった………
そこから、あわや別の相手と結婚させられそうになるジュリエットはロレンス神父に相談に行き、一度仮死状態になることに。自分は死んだと周りに思わせて、ロミオと駆け落ちするという算段だった。しかし、手違いでロミオには真実が伝わらず…息のないジュリエットを見て怒りをあらわにするロミオ。そんなシーンでの『Real Face』。
そして、横たわるジュリエットを前に、怒りの先、悲しみと絶望のあまり、自ら毒をあおって死を選んでしまう。このシーンには『愚か者』が流れる。感情たっぷりに歌い上げる増田さんが素敵でした…
仮死状態から戻ったジュリエットが見たものは、恋人の死。悲しみのあまり、ロミオの後を追ってジュリエットは自らに剣を突き刺し、死んでしまう……
最後に、死後の世界?のような場面で、真っ白い衣装に身を包んだロミオとジュリエットが『君だけに』を優しく歌い上げる………
というところで演劇サークルの公演が終わる。このロミオとジュリエットを演じることで心情の変化が芽生えた門田くんは、「ずっと言えなかったけど、本当は俺だって舞台で自分を表現したかったんだ!」という自分の気持ちに気づく。そして、後回しにしていた大切なこと、「里依が好き」という気持ちに向き合い、ついにサークルの同級生、里依に告白をする。
最後は「里依の好きな曲を歌おう」という門田くんの提案で、サークルみんなで『weeeek』を歌うことに。こうしてOnly Youという作品はハッピーエンドを迎えるのであった。
こうやって振り返ってみると、お茶の間に親しまれたジャニーズ楽曲ばかりなのに、ロミジュリの世界やシーンにマッチしているものばかり。ジャニーズの楽曲って、選曲次第ではこういう使い方もできるんだな〜〜〜!!!意外!!!
さらには、共演者の方々が素敵。
Only Youはもちろん、自担であるところの増田さんのパフォーマンスを見たくて応募した公演だけれども、いざ観劇し終えると、共演者さんのパフォーマンスに惚れ込んでいる自分がいるっていう。
個人的には神山先輩兼ロレンス神父役の中谷優心さんの歌声に聴き惚れてしまいました……愛を叫べの歌い出しサイコ〜〜すぎません??めっっちゃ良いお声……私の記憶違いでなければリアフェでフェイクやってらして、すげーー!やべーー!って心の中で叫んだ。言うなればスキマスイッチ系統のお声ってところだろうか…(伝われ)
里依兼ジュリエット役の二宮芽生ちゃん(と勝手に呼んでいる)も素敵なお声な上に、めちゃくちゃお顔が小さくて華奢で、ジュリエット似合いすぎか〜〜〜?っていう。ロミオばりにジュリエットかわええ〜〜〜〜〜///って一目惚れしちまったよ…
共演者さん、皆さんめちゃくちゃ歌が上手くて圧倒されました…すごい…陳腐な言葉を並べることしかできなくて歯がゆいよ…
今回の舞台に限ったことではないけれど、NEWSを好きで応援していると、彼らの活躍を追いかけているうちに新しいコンテンツだったりパフォーマーさんだったりに出会えることがあって、楽しいな〜〜って思う。NEWSの誰かが出演する舞台だったりドラマだったりは、きっかけは彼らであれ、いざそれを鑑賞、観劇するにあたっては、その作品自体を味わうという気持ちで楽しむように心がけてるんだけど。そうしていると、自然とNEWS以外にも好きだな〜〜素敵だな〜って思えることが増えてくる。それがとっても楽しいなって思うんだ。
直近のイベントで言うと、あれですね、ゼロ一獲千金ゲーム。私は今間宮くんに狂わされています…原作もそろそろ読まなくちゃ…
まぁこんなとこですかね!(雑)
ん〜〜〜〜〜なんかなあ、、Only Youにおけるここが好きポイントとか、ここのシーンがどうだとか、言いたいことや思ったことがいっぱいあったはずなんだけど……人の記憶は無情にも時間経過と共に薄れていくものだから、じわりじわりと消えていってるんだよね、Only Youの思い出…かなしい…
さてさて、粗末なレポではあるけれど、この舞台の思い出は絶対に忘れたくないので書き残してみました。ジャニーズの世界を愛しアイドルを全うする増田さんが、ジャニーズ楽曲と共に歌と踊りと演技で表現した舞台。本当に本当に素敵な時間でした。あわよくば、あの光景をもういちど、と願ってしまうけど。それは叶いそうにないので、せめて、この素晴らしい舞台の思い出を大切に大切にしていきたいな。