混ざり合って白になる

好きなものを好きだと叫ぶ場所

『STORY』のあとがき

お題「NEWS LIVE TOUR 2020 “STORY“ ー私のSTORY、私とSTORYー」

お題をお借りして、STORYの思い出をしたためようと思います。なんだか久しぶりにコンサートの記事を書く気がする。嬉しいな!

 

2021年5月23日、否、2020年17月23日に「NEWS LIVE TOUR 2020 STORY」が無事オーラスを迎えた。

まずは一言。

ツアー完走おめでとう!!!!!

本当は1年前に開催するはずだったのにコロナの影響で延期になった上、昨年12月に配信する予定がまた延期になり。結局1年越しに有観客+オーラス配信という形でなんとか上演が実現した今ツアー。1年経っても疫病はまだまだ終息の兆しが見えず、常に危険と隣り合わせで、それでも綱渡りのようにドキドキやきもきしながら、なんとか全アリーナ会場を回り完走することができたわけで。本当に本当にお疲れ様でした。

 

暦の上では開催が翌年になってしまったけれど、敢えてツアータイトルを「2020」のままにしてやろうと、NEWSたっての希望で開催を決めてくれたそうだ。

こういうところ、NEWSらしくて大好きだ。

加藤さん曰く、STORYを終えるまで我々はまだ2020年を生きているので、年明けを迎えていないらしい。オーラスが大晦日で、カウントダウンライブなんだって。加藤さんのこういう思考めちゃくちゃ好き。無事2021年を迎えられて良かった〜〜〜!

あけましておめでとう!

 

 

それでは、STORYの思い出を一つ一つ綴っていこうと思います。今回も鬱陶しいくらい長くなってしまった………

お品書きは以下の通り。

 

 

オープニング

覚えているだろうか、シゲマスの「「勝った」」を。

グッズのTシャツ用に考えていたアイデアがコンサートの演出のもとになったという話。上記ツイートにまとめてあるように、増田さんの依頼でTシャツ背面にプリントするテキストを我らが加藤先生が考えたという"シゲマスのコラボレーション作品"というだけでアツいのに、これがライブのオープニング・エンディングの演出にも発展し、2人で「勝った」とニヤリとした、らしい。

やっとこのTシャツを身につけ、やっとこの目で「勝った」オープニング(とエンディング)を見ることができた。この時点でもう私が涙していたのは言うまでもない。

 

このシゲマスが共作したTシャツの文言は、オープニングのモニター映像として流れた。西洋の絵本のような挿絵とともにナレーションの音声でこれまでの旅を振り返る、STORYのプロローグ。映像のイラストも相まって、紙芝居とか童話のようなイメージを持った。

STORYのアルバムは「ファンタジーから圧倒的リアルへ」という触れ込みでリリースされていたので、てっきりもっと現実的な、リアルな世界観に戻ったコンサートになるのかと思っていたから、少し意外だった。思ったよりファンタジックだった。STORYではオープニングのみならずその後もINTER映像が曲間でたびたび挟まれるのだが、まるで絵本を読みながらこれまでの旅と、そしてみんなの心の中の旅を巡っていくようなコンサートだったのかな、と終わった今ふんわりと思っている。

 

あるところに四人の男たちがいた

一人は剣で道を切り開き

一人は杖で祈りを捧げ

一人はたいまつで暗い足もとを照らし

また一人は旗を振って闇を払いのけた

そして彼らは誓いを立てた

聖なる地への道しるべが記された四つの地図を見つけると

誰もが無謀だと言った

しかし彼らは想像したのだ

その地を目指す自分たちを

彼らは自ら鍵を作り出し 金色の汽車に乗って

NEVERLANDへの時空の扉を開いた

ミスターインポッシブルのナビゲーションに誘われ七つのエレメントに触れると

EPCOTIA LINERで未開の惑星へ飛び立った

そこで三体の異星人と出会った

"NEGAEVA" 彼らはそう言った

この宇宙の旅は二度することになったが その話はまたの機会にしよう

多元的宇宙の噂によると 地図はWORLDISTAというデジタル空間にもあるらしい

そこで仲間たちとゲームをし

神秘的な卵を育むことになる

ふ化した卵は七つの希望を食べ

やがて勇ましいドラゴンとなって四人とともに勝利を収めた

そして "2020"

最後の地図が見えてくる

そこはわたしたちの居場所だ

さぁ 一緒に行こう

新たなSTORYへ

 

STORY

表題曲のこの曲から始まる。

NEWSが登場する前に、ステージの左右に伸びる花道の上から複数の細長い布が吊るされ、巨大なプロジェクターのようなものになる。STORYの長いイントロが流れ、色とりどりの照明でライトアップされ、光の映像が布プロジェクターに映し出される。まるでディズニーのファンティリュージョンのようなファンファーレ。

そして我らがNEWSが、満を持して登場する。登場場所はなんと、客席の間、立ち入り禁止になっていた出入り口3ヶ所からそれぞれ1人ずつ出てくる。アリーナ通路を歩き、ステージへ向かう。お客さんの近くを通るからか、登場時だけNEWSたちもフェイスシールドを装着していた。衣装は真っ赤なヒラヒラ衣装。この衣装、一目見た瞬間にEPCOTIAの2つ目の衣装を思い出した。SMAP先輩の真っ赤な衣装から着想を得たと過去に語っていた、赤スパンコール衣装。今回のSTORYで再びこの色味を使ったのは、どういうインスピレーションからだったんだろうか。増田さんのイメージの宇宙を覗き見してみたい。

ゆっくりと通路を歩いてきた3人がセンステに辿り着き、互いに顔を見合わせる。この時の3人がとっても良い表情をしていて、泣きそうになった。いや嘘、オープニングで既に泣いてたけども。

STORYを初めてラジオで聴いた時、こんなことを思っていた。

ドームではできなかったけど、増田さんが敢えて「夢見た"この"場所へ」と歌うのを聴いて、これはもう泣くしかなかったよ。やっと、本当にやっと、"ここ"に来られたね。

 

トップガン

モニター映像やセットの電飾のカラーリングが黄色とオレンジになっていて、ちょっと新鮮だった。割合は違えど、WORLDISTAの衣装もアー写の衣装も赤・白・黒という配色のイメージが強かったけど、今回はカラーリング変えてきたんだな〜〜この色味は加藤さんが関わってたりする?STORYも映像担当は加藤さんなのかな?裏話知りたいからシゲ部とかで話して欲しい。

踊るたびに衣装の紐がヒラヒラと揺れ、スパンコールがキラキラと光るのも綺麗だったな〜〜

 

SEVEN

Hey!って叫びたかったな〜〜〜〜!

増田さんが「ここはHEAVEN〜♪」でステージ指差して歌ってたのが本当に大好きだった。増田さんがいつでも来ていいよ、逃げる場所にしたっていいよって言ってくれるこの場所はまさにHEAVENだよね、わかる。ありがとう。

あとJr.くんの衣装がかわいかった。ファンから送られてきた"STORY"をプリントしたシャツに黒いシルクハットをかぶっている。テーマパークの案内人みたい。

そういえば……曲中あんっなにゴリゴリラップかましてたくせに曲終わり緑のポンポン持ってリ`▽´ノリ 次の位置どこだっけ〜〜?(すっとぼけ)してる人こわかったな……(頭抱え)

最後の茶番が可愛かったので記録。

リ`▽´ノリ こんなに呆れたシゲみたことない〜♪

(´-」-`)ほら見てごらん、形状記憶で笑ってるよw

(∵)最後ぐらいやってよお〜〜1回も成功しなかった〜〜!最後ぐらい、綺麗なクローバーを作ろうよぉ!!!😣

リ`▽´ノリ ハーイ

(∵)ふははww素直www

 

 

「生きろ」

今回のセットはシンプルな360°ステージに左右両サイドに花道がついているという構図なんだけど、センステもサイドの花道も上から電飾を吊るして上下に動かすことでまた新たな演出を見せていた。「生きろ」の時はセンステにあったかい色の光を灯した電飾が多数吊るされていて、「生きろ」のMVみたいだった。

配信では引きの画だったのでよく見えなかったけど、三角形の内側を向き合った3人がかすかに頷き合ってから歌い始める。

そういえば、3人になってから正式にテレビで歌ったのが、7月の音楽の日で披露した「生きろ」だったはず。(だよね?)

当時の思いについて小山さんがKラジで話してくれた時のがこれ。

(´-」-`)まっすーが大サビ歌ってる時にまっすーを見守る、これ本当にそうで。まっすーが歌ってる時に俺とシゲでまっすーを向いてぇ、もうほんっとに、俺はまっすーを見ながらずっと頷いてよっしゃよっしゃ!と思って見てました。んで〜まっすーのこと見ながらシゲのことも見て、シゲもなんかこう〜色んなこと考えてるんだろうなとかっていうのが…あの三角形の中に色んな感情が詰まってて、でもその感情をまっすーが全部歌声に乗せてくれたなって感じがして。すごく、歌ってる側からしても感動を、する瞬間でもあったなっていう。んでその後に、後ろで3人で集まって前に歩いてくっていう動きなんだけど、あそこのなんかね〜後ろに集まって前に歩いてくっていうあの一歩っていうのは、うん…これからの未来をよっしゃ3人で作ってこうぜ!っていう決意みたいなものをね、言葉を交わさずともこう、3人で思えたかなと。

増田さんが大サビを歌う時。「仲間の絆を」でメンバー2人を指して歌うんだ、それを小山さんが手を広げて受け止めるかのように聴いてくれてるんだ。増田さんが大サビを歌い終わって一瞬天を仰いでいて、そこに小山さんと加藤さんが歌いながら隣に並んで。そして「また歩き出せるだろ?」で3人揃って歩き出す。

この曲はいつ歌っても、何人で歌っても、感情を大きく揺さぶってくる曲だと思うけど、それにしてもあの音楽の日の「生きろ」は心に迫るものがあった。あれから1年弱経ち、三角形にもだいぶ見慣れてきたけど。でもやっぱり心が大きく揺さぶられるパワーのある楽曲だった。魂を削るように歌うNEWSの歌声の熱、確かに受けとりました。

 

Perfect Lover

イントロの照明、レーザーがきれい!ピンク、緑、水色を使ってたかな?

小山さんが指ハートしててキュンでした。手慣れた手つきでおれたちのギャル一郎〜〜〜!って叫びそうになった。

あとさ、増田さんも最後指ハートできてたよな?ゴチで上手くできてなかったのは何だったんですか???できないと見せかけてステージではできちゃうの反則ですよ。

 

U R not alone

この曲はいつだって、NEWSと一緒に歌ってきた曲だった。歌うことで育ててきた曲とも言えるかもしれない。この曲のWoo〜♪とサビは我々の歌割になっていると断言できるくらい、NEWSとファンで歌う曲になっている。NEVERLANDのオーラスでNEWSに届くように!という一心で酸欠気味になりながら歌ったのを昨日のことのように覚えてる。

しかし、今回のコンサートは声出し厳禁。きっと色んな思いを抱えてこのSTORYを迎えた人が多いだろう。ファンはいつも以上に声を出したくて堪らなかったと思うし、NEWSも今こそファンの声を聞きたかったと思う。そんな中、NEWSはたしかに我々の声に耳を澄ませてくれていたな、と感じて嬉しくなったんだよね。

観客は声を出せないのに、NEWSたちは当然のようにいつもの"ファンが歌うパート"は歌わずに(たしか加藤さんだけガイド的な感じで歌ってくれていた気がする)、客席を眺めながらいつものように"ファンの歌声"を聴いてくれていた。しかもこのファンのパートの時だけ客席にも照明をあてていて、みなさんの出番ですよ!と言わんばかりだったように思う。

客席を眺める3人の表情がそれはそれは優しくて、本当に大好きだった。

増田さんが「今もココで見続けてます」の"ココ"を強調して歌っていたこと。

小山さんが「今までの超えた日々が僕らには〜♪」の"僕ら"で自分と客席を交互に指しながらうなずいてくれたこと。

目に焼き付いて離れないよ。

 

それから可愛かったところ。

2番Aメロのユニゾンはシゲマス→コヤマスという歌割りになったわけだけど、真ん中にいる増田さんが加藤さん、小山さんに駆け寄って一緒に歌いに行くのが可愛くて微笑ましかった。

 

増田さんの歌声が本当に好きだ。福井公演に入った時が特に音の伸びや響きが素晴らしかったような気がする。会場の音響の良さも相まってかもしれないけど。サンドーム、すっかりお気に入りの会場になりました。また行きたいな。

配信のオーラスでは特に気持ちや熱がこもっていたと感じた。指をさして「"君へ"の歌〜♪」と歌ったり、「なんでもなくない〜♪」でひときわ力を込めて発声していたりだとか。

増田さんは歌うことに関して、以前こんなことを言っていた。

増田さんは聴き手ありきで歌を歌う人なんだものね。誰かに届けようとして歌う声はこうも心に響くのかと、改めて実感した。そういうところが大好きです。

私はもう胸がいっぱいになってしまって、配信終了後はただただ「良い………好き………」しか言えなくなってしまっていたんだけど、

「増田さんが月だとすると、ファンの子たちのペンライトがまるで星のようで幻想的だったね。増田さんとファンが繋がっているな〜と感じた。ペンライトの演出が好きだから有人ライブの良さを噛み締めていたよ。」

とシゲ担の友人が素敵な感想を共有してくれてこっそり涙した。私もそう思う。

 

Narrative

映像を挟んで加藤さんのソロ。

そもそも「Narrative」ってどういう意味でしたっけ?ここで加藤さん本人による解説を振り返ってみよう。

2020.3.15 シゲ部

(∵)Narrativeとは何なのか。直訳したら"物語"にはなるんですが、まぁいわゆる一人称視点というかね、自分の目線で語るようなものっていうね。StoryはこうHistoryからきてるって話もあります、いわゆる歴史だったり、俯瞰して距離をとった他者の物語ってケースが多いと思うんですけど。まあまさにStoryのようなね、まあ 「STORY」は実はNarrativeだなって僕は思うんですが。NEWSのね。あの〜こういう風に作っていくような物語だったり自分の話をするような、まだ未完成だったりというのもそういう部分だし。以前たとえでも言いましたけど、小説がStoryだとしたらエッセイがNarrativeというかね。終わりがないというか、終わらせるしかないですもんね、エッセイの終わりはね?

このラジオの話と、ライナーノーツの解説を踏まえるとこうだ。

「Story」は独立、完結した物語のことで、ピンクとグレーやオルタネートはこれに当てはまる。結末のあるもの。

一方で「Narrative」は「物語ること」というニュアンスがあり、結末はないもの。結末よりもその過程について語ること。

そこで加藤さんはこの意味合いでの"ナラティブ的に"『Narrative』というソロ曲を作ることにしたわけだ。

この曲で語られているのは「書くこと」について。

イントロで心音のような、心電図のような波形がモニターに映し出される。サイドの布モニターには原稿用紙のマス目に歌詞が綴られているような描写の映像が流れる。「Narrative---」で左手で字を綴る手つきをする振りが印象的だった。

階段状のステージをゆっくりと登ってゆき、最後、奈落に落ちる。

 

余談。

これは掛け持ちオタクのちょっとした感想なのだが、今回の加藤さんのソロ曲に少しだけ北斗節が香っていたように思った。松村北斗くんがJr.時代に披露した「みはり」を知っているだろうか?このみはりでも、最後奈落に落ちるという演出がされている。単に最後の終わり方が同じだから似てる、と言いたいわけではないんだけど、様々な表現方法があり、彼ら自身も色んな方法を知っているであろう中で、2人とも"奈落に落ちる"という方法を選択したところに、感性の共通点があるのかな、と思ったりしたわけです。

 

チャンカパーナ

コンサートにおけるチャンカパーナという楽曲について、以前こんなことを書いた。

チャンカパーナってNEWS担にとって特別な楽曲だと思うし、歌ってくれたらもちろん盛り上がるんだけど、やっぱりマンネリ化してしまう節があると思っていて。数多の音楽番組や毎回のコンサートで歌われてきているから、人によってはまたこの曲か〜ってなってしまうこともあるんじゃないだろうか。そんな曲も、コンサートでちょっと趣向を凝らして歌ってくれちゃうところが嬉しいなって。

定番色の強いチャンカパーナだけれど、過去には回転するカメラを自撮りしながら歌ったり、生バンドと共に披露したりと、色んなパターンで歌ってくれた。

今回はというと、なんとJr.くんにもソロパートを作り、みんなで歌うという形で披露したのだ。Jr.にも一人一人スタンドマイクが用意されていて、彼らも嬉しかったんじゃないかな〜と思う。前々からNEWSのバックに付いてくれている子たちには好感を持っていたし、常連メンバーの子たちは自然と名前と顔を覚えられるほどだったけれど、今回のSTORYを見てより一層Jr.の子たちが好きになった。NEWSファンでしかない私がそう思うのはきっと、NEWSが彼らのことを大切にしているから、そしてそれがこちらにしかと伝わってくるからなんだろうなと思った。Jr.の子たちが歌ってる時の増田さんの、あの嬉しそうな表情が忘れられない。

 

君の言葉に笑みを

加藤シゲアキ大先生から四葉のクローバーの振り付けレクチャーを受けた上で曲が始まる。

振り付けはこれ。

センステのせりあがる円形ステージの縁に3人ギュギュッと寄って座る、NEWSお得意の構図で歌い出す。Whiteのお姉サマー思い出すな……と思ってたら増田さんその時とおんなじような顔しておどけてた。かわいい。小山さんがチラチラ見て笑ってた。かわいい。マイクオフってこやます何か話してたけど何喋ってたの???オタクにも聞かせて〜〜〜〜!!!!

読唇術を習得しておけば良かったと激しく後悔した次第。

歌い終わった後、たかひさくん(4)が夢を教えてくれる回替わりのお決まりの流れがあるのだが、これまでの公演では「大きくなったら…大きくなりた〜い!」とか「大きくなったらジャニーズになりた〜い!」とか、こやママでも対処しづらい夢を語っていて大変お茶目だった。

んだけど、オーラスにきて

リ`▽´ノリ あの、あのぉ〜シゲとこやまとずっと一緒に歌っていたい‼️

とか言うもんだからコヤシゲも照れ臭そうに笑顔になっちゃったし、画面の前の私はというとまた体から水分が大幅に減ってしまったわけ。3人がずっと一緒に歌ってくれたら、ファンとしてこれほど嬉しいことはない。

 

STAY WITH ME

ちょっっと、タイム。待ってください。あの、衣装がド好みなんですが。天才スタイリストTakahisa Masudaの新作サイコ〜なんですが

ゴールド?茶色?のフォーマルみの強い衣装。

増田さんはメインにベロア生地を使い、ノーマルな形のスーツ。3ピースでは!?首元は黒の蝶ネクタイ。襟部分には赤い馬衣装の生地に似た素材を使っている?色味は全体的にゴールド。おめかししてる!!!!!!

心の中でプロムじゃん!!!!!って叫んでた。

加藤さんはうすいブラウンのノーマルな形のスーツに、ゴールドのベロア生地を使ったロングコートを着用。そして何より、リボンタイ。加藤さんにリボンタイ着けようと思った増田さんの心境をインタビューしたい。ありがとうしげかとう。

小山さんは同じく薄いブラウンの小山丈(ロング丈)のスーツでリボンはなし。第一ボタンを開け胸元にはゴールドに光るネックレス。特徴的だなと思ったのが、ジャケットの袖部分が黒いレザー生地になってるところ。

いや〜〜〜〜〜〜ド好み。

あわよくばどんな生地使ったかとか、生地見本みたいなのも見せてほしい。

とりあえず装苑の衣装特集待ってます!!!!!!

 

あれ…………STAY WITH MEの話というより、衣装の話になってしまったな…………

 

この衣装で大人の恋を描いたSTAY WITH ME歌う30代半ばアイドル、良いに決まってるじゃんと言う話。

 

Silent Love

ほんと勘弁してくれ。(ありがとうございます)

この曲が選ばれるなんて全く予測してなかったもんで、危うく叫びそうになった。危ない。まさかNEVERLANDからこの曲引っ張ってくるなんて思わなかったんだよ……

NEVERLANDの中で一番好きな曲で一番好きな衣装と言っても過言ではなかったSilent Loveを、これまたSTORYで一番好みの衣装で披露されるとは思わないわけよ。

サビでガンガン前に出てくる増田さんから逃げられる気がしないんだよな。一歩前に出てくるたびにこっちはのけぞりながら一歩後ろに後退りしそうになる。もし私がセンステ最前に入りでもしていたら引きつけ起こしてたと思う。腰もヤバかったよな。4年分の色気一気に放出したんかってくらいエグかったよな。配信見てる時このあたりちょっと画面がフリーズしかけたんだけど、きっとWiFiもびっくりしちゃったんだと思う。

増田さんの踊りが本当に好きなんだけど、何が好きかって、手の先の動きにまで表現が伴っていて、色気が宿っていることが見て取れるところもその一つなんだよね。

 

総括:Silent Loveのマルチアングルください。

メガロマニアのマルチアングルを切望していた時くらいの勢いで欲している。

 

あれ、増田さんの話しかしてないや。この曲は自担ロックオン曲なので許してくれ、頼む。

 

曲終わり、モニターに走り去るNEVERLANDの汽車が出てくるのがまた良い。

 

STAY ALIVE

ギャルだった!!!!今年もギャル一郎が見られて大満足!!!!衣装はシンプルな白のシャツなのに、溢れ出るギャルみ。最高。小山さんのソロって、"小山慶一郎というジャンル"って感じするよね。(伝わる?) 何系でもない慶ちゃん。

というか、サビの振り付けが明らかににゃんこだったんだけど、小山さんは猫になったの???猫になったんだよ〜♪ってか?(流行りに乗るな) 多分えあーまんさんが振り付けしたんだと思うけど、何を思ってこの振り付けにしたのか教えてほしい。両手を猫の手にしてにゃんにゃんしてたし、足ぴょこんってするのもあざと可愛くてこまったこまった。

途中サングラス外してからの投げチューしてくれるんだけど、大サービスすぎない???

 

Dragonism

Love Storyのカップリング曲として初めて聴いた時から、次のコンサートで披露してほしいって思ってた。セトリ入りして本当に嬉しい。

そしてその気持ち以上に、演出がめちゃくちゃ好きなやつで食い入るように見てた。

 

地図のピースが全て揃うも、突如として雨が降りはじめる。地図にぽたりと落ちる雨粒。両サイド花道に垂れ下がる布プロジェクターには、電飾によって表現された雨が降りしきる。そして、雨の中どこからか飛んでくるドラゴン。布プロジェクターにシルエットが投影されている。

そこから、静かに歌い始めるDragonism。

この曲の冒頭には、語り部によってひっそりと語り継がれる龍神の伝説、みたいなイメージを持っていて。低音が一音ずつ下がっていくイントロが、まるで目を閉じて過去の回想へ入り込んでいくような印象があった。

曲が終わり、ドラゴンが炎をひと吹きして去っていく。ドラゴンが放った炎は先ほどから使われている電飾を横並びに配置してオレンジに光らせる事で見事に表現されていた。

この一連の演出が堪らなかったな〜〜〜!

歌詞に「霧がかる森」と出てくると思うが、そこから想像できる"もやがかかる鬱蒼とした森の奥深くに眠る龍神"というイメージと、サイド花道の布によって中の演者がうっすらとしか見えない仕様が上手く合致していたように感じて、それもまた良かったところ。

 

夜よ踊れ

ここからマジで容赦ない問答無用セトリ(?)が続くんだよな。体力が保つ気がせんかった。

私は増田さんの歌声が本当に好きなんだけれども、久しぶりに聴いたらまたさらに進化していて惚れ惚れしちゃった。増田さん、また上手くなったな!?って思うのは大抵バラードのことが多いんだけど、今回はこの夜よ踊れで特に感じたんだよな。

フェイクのクオリティとか音の伸びとか高音の質とか裏声への切り替えとか諸々…ラップも容赦なかったな……ホールも共鳴して喜んでたよきっと。こんな歌い方できたっけ!?みたいな驚きの連続で、最高を更新してくる歌声に痺れてしまった。

 

あとこれはSTORY入って初めて気づいたシーンなんだけど、加藤さん「beast!」でガォーってポーズしてたよな???これ今までもしてた???可愛くてキレそうになった。

…のに、いつもの美貌芸は健在で、その美貌のあまり呼吸が止まりそうになった。いつも言いますけど、こっちのセリフ〜〜〜〜!

確認なんですけど、これ幻覚ではないよね???

全く秘密を守りそうもない顔してて心臓がギュンギュンした 。

 

FIGHTERS. COM

いや〜〜〜〜〜強い!増田さんの生命力が強そうな雰囲気がたまらん。最高のBODYの集大成………良い厚みをお持ちだもんな……

Dragonismから青いナポレオンジャケットの衣装になってるのだが、インナーの胸元がガバガバすぎてその最高のBODYが露わになってるんよ。なんであんなゆるゆるのインナーにしたの???増田さんの露出したくないのか特に頓着してないのか分からない感じに何年も振り回されてるオタクですこちら。胸元ガバガバすぎて素肌がよ〜く見えてしまうんだけど、この曲炎の特効もガンガン出すから暑いんだろうね、そこに滴る汗までもみえてしまって、増田さん、アンタのBODYがノーガードだよ……!とオロオロした。んだけど、絶妙な位置にかけているたすきによって絶妙に見えない。なんだこの衣装は。装苑特集待ってる!!!!!(2回目)

そうそう、青ナポレオン衣装についてだけど、これは一目見た瞬間NEVERLANDのOP衣装が思い浮かんだ。NEVERLANDは赤で、今回は青なので対のようにも見える。あとWhiteの衣装にも似たようなジャケットがあったような。先ほど増田さんのインナーが!!!と騒いだけれど、加藤さん小山さんは正常だったのでさらに疑問が深まる。全員たすきは着用。そしてボトムスがメンカラになっていて、形状はメンバーそれぞれ異なる。増田さんはサルエル、小山さんはスキニー、加藤さんはダボっとした(EPCOTIAとかでも着てたような)シルエット。ナポレオンジャケットに、カラーギャングオタクの参戦服みたいなメンカラのパンツ合わせてくる増田さんの感性、尖ってんな〜〜〜!真似できない。

あとFIGHTERS. COMで個人的に好きなシーンは、列をなして行進してくるところでゴリゴリますラップの後ろから軽快なステップで踊り出てくる加藤さんがバチクソに好き。

それからこれはあるあるの話なんですが。

基本的に遠くの自担より近くの他担ではあるが、曲によっては自担ロックオンにもなるハイブリッドタイプなので、こういうことがままある。

以前加藤さんは、「コンサートを観に来た人からするとそれが映像になるということはすなわち視点が絞られてしまうということ、それでは全く違う作品になってしまうから、自分は円盤化の作業に口出ししない」と語っていたことがあって。まさに今回の私のあるある話は視点の自由度が奪われた結果の産物だと実感したんだけど、だからこそこのコヤシゲ背中合わせシーンを見ることができたので、それがポジティブに働いた事例だな〜と思うなどした。

 

エス

確認なんですけど、これって幻覚ではないですよね???(2回目)

エス、人数分の箱が出てきてそれを椅子がわりに使う演出だった。大人の椅子取りゲーム………?(違う)

増田ソロの後に、輪のように並べられているその箱に座っているコヤシゲとJr.に1人ずつ、曲のカッカッカッという音に合わせてスポットライトがパッパッパッと点灯していくシーンがあったと思うんだけど、配信では途中で視点が切り替わって最後まで見られなかったのが少し残念だった。円盤に入りますように。

(中略)

こうして我々は無事に(?)加藤さんにかき混ぜられたのであった────────────。

 

 

4+FAN

大好きな曲の一つであり、しかし4→3に変わってしまったことでもう聴けないのかもしれないな、と思っていた曲でもあった。元々予定していたセトリをほぼ変えずに披露してくれたとのことだから今後は分からないけれど、3人で歌う4+FANを聞いてもなお、これからも歌えるんじゃないか?これっきり聴き納めという感じでもないな…と思った。そう思いたいだけかもしれないけど。声が出せるようになって、また「もういっちょ!」って叫びたいな〜〜!

センステに置かれた、「S」とだけ書かれた大きな白い箱に3人がスプレーで「T」「O」「R」「Y」と書き足していくんだけど、どっかの公演で小山さんが「けい  しげ マッスー」って落書きしてて最高にギャルだったな。自撮り棒担当も当然のように小山さんだったしな。ところでその写真どこで見られますか???

加藤さんの「僕らファンタスティック!」が昔から本当に大好きなんだけど、いつにも増して力強く言い放ってくれてめちゃくちゃ嬉しかった。今までもこれからもNEWSはファンタスティック!!!!!

 

クローバー

メンバー作詞の楽曲ということで、元々素敵な曲だと思っていたけれど、コンサートで見てより心に響いた曲だった。

クローバー作詞の経緯はこうでしたね。

クローバーの照明はそれぞれメンカラになってたけど、単色じゃなくてメンカラ系統のカラーを何色か使っていて彩り豊かなところがまた素敵だなあと思った。例えば増田さんだったら黄色、オレンジ、黄緑あたりの色が使われていた記憶。

最後、いなくなってしまった人の歌詞はカットするのではなく、また誰かが代わりに歌うのではなく。前半はファンが手拍子をする中、階段状のセンステを3人が1人ずつゆっくりと登っていく。その様子が、次なるステップへゆっくりと進んでいくような姿に思えた。照明の色は白。後半は3人が内向きで向かい合い、一緒に歌っていた。内向きで歌うところがNEWSらしいなって思った。

 

四部作メドレー

NEVERLAND〜EPCOTIA〜WORLDISTA〜STORY

いよいよクライマックス、これまでの旅の総おさらい。

改めてSTORYをやることになって、かねてから衣装を増やすかどうか決めかねていたところ、結局コヤシゲに作りなよ!って後押しされて増やした衣装、"旅する三角形"がきっとこの時の衣装。幾何学模様のように三角形が散りばめられたロング丈のガウン。その三角形ひとつひとつは、よく見るとこれまでのグッズのパーカーやTシャツが貼り合わされて作られている。さらに背中や袖口にはこれまでの四部作のグッズTシャツが切り抜かれた生地がつぎはぎにして貼られている。だいたいの形は同じだけれど、色味は三者三様。増田さんは飾り紐含め黄色ベースで、ENCOREのパーカー生地が多めに使われている印象。小山さんは青ベースで、襟に黒のファーが付いている。加藤さんは白黒ベースで左手の袖口がトレンチコートの袖みたいになってたのがかわいい。

旅の思い出のかけらが散りばめられた衣装で、N→E→W→Sを歌うことのエモーショナルさよ。これまでの旅が走馬灯のように駆け巡ったよね。

 

NEW STORY

最後の曲。

オーラスでは曲に入る前に、スタッフさん主導のNEWSへのサプライズ企画が始まった。NEWSたち、NEW STORYを歌おうとしたら急に映像が流れ始めてさぞびっくりしたことだろう。

本人たちに内緒で募集されていた、ファンによるNEW STORYの歌声が映像とともに流れる。その後に寄せられたメッセージの画像と音声が流れ、最後にもう一度ファンの歌声が流れ、「ここまで連れてきてくれてありがとう! 全国のチームNEWS一同より」とモニターに映し出される。途中でJr.くんからのメッセージと、四部作Tシャツを着たスタッフさん全員からのメッセージも出てきて、NEWSがたくさんの人に愛されてることを感じて泣いた。(私が)

コヤマスは案の定ボロ泣きしてて、加藤さんは驚いたように大きな目を見開いてキョロキョロしてて。加藤さん、私が初めて彼のことを認識したのは初めてNEWSのコンサートを見た美しい恋にするよ〜の円盤なのだけど、その時の加藤さんはめちゃくちゃに泣いていて、初めは一番の泣き虫は加藤さんだと思っていた頃があった。しかしその後何年もNEWSのことを見てきて、一番泣き虫じゃないのが加藤さんだなって印象に変わってきたんだよね。(そもそもNEWSは湿っぽい男たちなので、みんなそれなりに泣いちゃう人たちだけどね)特に印象に残っているのはNEVERLANDのオーラス。U Rの大合唱に大泣きするメンバーがいる中で、加藤さんは優しい笑みを浮かべながら泣いてるメンバーを支え、アンコールに登場してきた。とても頼もしかった。美しい恋〜で泣きまくっていた加藤さんは、そういえば今では一番泣かない人になっていた。でもそんな加藤さんも、NEW STORYを歌い始めたら結局泣いちゃって。やっぱりNEWSは全員湿っぽい男たちだね。そんな彼らを好きな私を含め、NEWSファンもみんな湿っぽいのでおあいこだね。

 

わたし、サプライズがあるの知っていたはずなのに見たらべしょべしょに泣いてしまって。私はずーっとNEWSの声が聞きたくてコンサートが恋しかったけど、それと同時にNEWS担の声も聞きたかったんだなぁとじんわりと思ったりした。あの大歓声、大合唱の一人になって、それに包まれるNEWS見るのが大好きなんだ。次会う時は声聞かせてね〜!ってNEWSが言ってたから、次のコンサートでは声出しできるようになってますように!今度の七夕のお願いはこれにしよう。

 

サプライズの後、ただでさえ気持ちのこもりやすいNEW STORYを泣きそうになりながらめいっぱいの力で歌ってくれたNEWS。

何度

夢に敗れ 夢にはぐれ

ここまで来ただろう

本当にそうだね。やっとここまで来られたね。ありがとう。

 

最後客席にゆっくりと頷きながら手を振り、挨拶をした後。3人一緒に光の中に消えていくNEWSがあまりにも美しくて眩しかった。

旅の終わりの寂しさ切なさはあれど、完成させた地図を持って見る次の景色は絶景だと言ってくれたから、この先も楽しみだなって素直に思えた。そんな最終章でした。

 

そのほかのこと

演出とセットのはなし

今回のステージ演出とそれを実現させているセットがなかなかに興味深かった。ステージ構成としては360°ステージのセンステに左右両サイドに花道、という特段変わったところのない構成になっている。しかし、このステージ構成に付属のセットが掛け合わさることで、多様な演出を実現させていて面白かったな〜と。

まずは布プロジェクター。サイド花道の上から吊るした布に映像を投影することで、巨大なプロジェクターにしていた。これによってモニターを拡張できるわけだ。この発想は目から鱗だった。布プロジェクターとセンステ上のモニターを連動させることで、例えばドラゴンが横切っていく様を映し出したりもできるわけで、それだけ臨場感を演出できるようになっていたのだ。しかもこれは大きな布を一枚垂らしてるわけではなくて、細長い布が横並びに複数枚吊るされているため、その一枚一枚の長さを調節することでモニターの形状・大きさを自由自在に変えることができるときた。使い方のバリエーションが豊富すぎる。

布に投影するプロジェクター技術はIGNITEのハロハロで見ていたから初見ではなかったんだけど、そこでは大きな布一枚を使っていて、演者であるKAT-TUNの背景として機能させ、異空間を演出していた。一方で今回のSTORYの布プロジェクターは、花道にいる演者の前面に配置しており、薄いフィルターのような役割をしていた。同じプロジェクションマッピング的な技術と布というアイテムであっても、その使い方・形状・セットの組み方によって全く違った演出になるんだな〜と思ったり。

それから電飾。センステとサイド花道の上から吊るされた沢山の電飾によって、ドラゴンの炎、雨、惑星の軌道(のようなもの?)、ウエディングケーキ等々を表現していた。今まであんまりこういう演出ってNEWSではなかったんじゃないだろうか。電飾の配置、色次第で様々な表現ができるところが非常に魅力的だったなと。現場参加したときは、演者さし置いて電飾見つめてる時間もちょくちょくあった気がするな…

あとはステージも。センステをただ円形のステージとして使うだけでなく、段差をつけて階段状にしたり、真ん中に奈落を作ったり、また花道にもせりあがる段差を作ったりしていた。こうした限られたスペース・ステージセットでも多様な使い方をしていて秀逸だな〜と思った。

 

STORYのステージセット、NEVERLANDやEPCOTIAのように装飾やセットが明らかに豪華というわけではなかったけど、細かな工夫や技術を駆使してバリエーション豊かな演出がなされていて、見応えたっぷりでした。引きの画、演者に寄った画、モニター映像それぞれじっくり見たいから、3パターン円盤出してくれ。(流石に無理)

 

"みんなでつくる物語"

我々の送った沢山の"STORY"を余す所なく使ってくれていたことが、まさに"みんなでつくる物語"で大好きだった。WORLDISTAのオーラスでSTORYというタイトルが発表されてから、その年の夏頃にみんなのSTORYを募集する課題が出て、それを材料に作られたアルバム『STORY』。STORY RADIOでも本人たちが驚いていたが、かなりの量のSTORYが集まったと聞く。それをしっかり受け止めて、アルバムのアー写衣装として身につけたり、クローバーの歌詞としてメッセージを返してくれたりした。それだけでもファンに対する誠実さ、優しさの表れであると思ったし、とても嬉しかった。

でも、それが全てではなかった。コンサートでも随所に"みんなのSTORY"が使われていたのだ。大きな布プロジェクター全面に映し出される沢山のSTORY、スタンド席の周りを囲む細長いモニター(これってなんて言うんだろ?)、せりあがるセンステの側面、椅子代わりにしていた箱、Jr.の衣装……あらゆるところに使ってくれていた。現場ではいつも逆サイドだったので配信で初めて知ったのだが、最初に3人が出てくる登場口の奥にもみんなのSTORYがたくさん貼られていて、そんなところにも……!と驚いた。そこまで、ファンからのSTORYを大切に扱ってくれる人たちなんだな、NEWSって。知ってたけどさ、言葉だけでなく行動でも示されちゃうと本当に参っちゃうよね。

そういえばSTORY PROJECTの公式ツイッターにて、送られてきたSTORYをほぼ全て公開してくれてたっけ。

本当に愛がある。

これは私の勝手な憶測でしかないんだけど、延期にさらに延期を重ねてまでもSTORYを開催しようとNEWSたちが揺るがなかった理由の一つに、「ファンが送ってくれたSTORYを捨て置かず、必ずや形にしたい」という思いもあったのではないかなと思う。仕方ない事情があるにせよ、STORYをやらないことにしてしまえば、(言葉を選ばずに言うと)ファンからのSTORYは日の目を見ないままうやむやに、集めるだけ集めて終わり、になってしまうわけで。きっと、辛いこと辛かったことを綴って送った人もいるだろう、NEWSへのめいっぱいの愛をしたためた人もいるだろう、明るく前向きな夢を語った人もいるだろう。私が知るNEWSは、そういうものの一つ一つを決して無視しないで、大切にしてくれる人たちだと思う。

改めて、STORYを諦めないでくれてありがとう。こういう風にファンに想いを返してくれるグループを好きになれて本当に良かった。

 

"なかったことにしない"ということ

本来は2020年に、4人で迎えるはずだったSTORY。色々なことがあって、結局2021年に3人で完結させてくれた。それも、できるだけ"そのまま"の形で。元々出るはずだったメンバーが1人減るということ、そうあることじゃないし、ただ単にその人のソロ曲だけなくせば良いってもんじゃない。モニター映像、ナレーション、歌割り、セトリ、立ち位置、その他諸々。うまく変更して辻褄や流れを合わせて、調整しなければならない点がきっと沢山あったはずだ。もしかしたらセトリを組み直したり別の演出に変えてしまった方が楽だったかもしれない。STORYをやらずに次の新しいツアーをすることだってできたかもしれない。なのに、3人は"当時のまま"を選んでくれた。セトリも全く変えてないという。

いつかの雑誌でこのようなことを言っていたので、できるだけ変えずにSTORYを作り直してくれてるんだろうな〜とは思っていたけれど、思った以上に"そのまま"だったようで。いたはずの人をいなかったことにしないで、かと言って不自然に強調することもしないで。見せようと思っていたSTORYをできるだけ全部見せようとしてくれて。あまりにも正直すぎるよ、NEWS。その誠実さ、思いやりに、こちらは何を返せるんだろう。声が出せるようになったら、思いっきり歌で返すね。

 

NEWSの夢

最後に、1人ずつ夢を語ってくれた。

僕の夢は、伝えることを続ける

(小山慶一郎)

俺の夢は、みんなの夢でいつづけること

(加藤シゲアキ)

ずっとこの仕事を続けていたい NEWSで。

(増田貴久)

小山さん。

私は小山さんが"伝える"を貫く姿を見るのが好きなので、この言葉を聞けて本当に嬉しかった。

最近で言うと、感染後復帰一発目のKラジの記憶が新しい。

小山さんの"伝える"という姿を、これからのますますの活躍を、期待しています。

 

加藤さん。

どこかの雑誌で、「一人でも応援してくれる人がいるなら続けるべきであり、大勢のファンは"十万人という一つ"じゃなく、"一人"が十万人、という感覚が大事」というようなことを言ってくれていた。ファンの夢の先にい続けてくれてありがとう。アイドルを選び続けてくれてありがとう。ファンの見ている夢に、自分の夢を重ねてくれてありがとう。

 

増田さん。

NEWSというグループに並々ならぬ思い入れを持っている増田さん。NEWSが好きで、メンバーとスタッフさんとそしてファンと一緒に"NEWSとしての"作品を作ることが好きで、自分たちの作ってきたものに対しての自負があって、宝物は?って聞かれて「NEWS」って答える人で、野望を聞かれて「NEWSをトップグループにしたいね。」って言う人。ジャニーズで、NEWSとしてアイドルでいることに誇りを持っている人。そんな増田さんの夢が叶い続けますように。20周年も、NEWS展も、3大ドームも盛大にやろうね!!!!!

 

私の夢はね、

NEWSの夢は、私の夢でもあります。

この一言に尽きるかな。

 

さいごに

2017年から始まった旅もこれで本当に完結。この5年間、長かったような、逆にあっという間だったような。初めてNEVERLANDの鍵を手にした時のワクワク感は今でも鮮明に覚えているけれど、振り返って随分と長い旅をしてきたな〜とも思う。NEWSと一緒に旅をして、素敵な景色をたくさん見せてもらえて、本当に本当に楽しかったな。この先一緒に見ていく景色も楽しみで仕方がないです。

f:id:de192er:20210527102757j:image改めて、NEWS、STORYに関わってくれた全てのスタッフさん、Jr.くん。本当に本当にお疲れ様でした!たくさんの感動をどうもありがとう!

続くSTORYもNEWSとともに。

 

NEWSのことが大好きなNEWSファンより