混ざり合って白になる

好きなものを好きだと叫ぶ場所

次はどんな名シーンがNEWSを待つだろう。

◾️目次

夢の場所"東京ドーム"

2023年12月20-21日の2日間。

NEWSの20周年、念願の東京ドーム。

15周年のENCOREから約5年ぶり、本当はSTORYでも立つはずだった場所。

増田さんがステージというものに憧れるきっかけとなった、はじまりの場所でもある。思い入れを挙げていけばキリがないけれど、NEWSも私たちファンも焦がれ続けてきた"ここ"にまた戻ってこられた。

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増田さんの東京ドームに対する並々ならぬ想いは昔から少なからず受け取っていたつもりだったけど、改めて公演後に投稿された〇〇を読んで、胸が熱くなった。

東京ドームは確かに大きい会場だけど、単純な広さだけでなくて、増田さんにとっては、自分の"憧れ"という気持ちをかけ算して、もっともっと大きくて大事な夢の場所として映っているんだな、と改めて。


公演が始まる前、メンステのどデカいモニター一面に映し出されていた英字新聞風のデザイン。よくよく見てみると、これまでのNEWSにまつわるあれこれが英文でつらつらと書かれている。

隅々までは確認できなかったけど、ステージ向かって左側に映し出されていた3人それぞれの来歴が書かれたテキスト。そこにも、増田さんの紹介文として「東京ドームで行われたKinKi KidsのステージでJr.としてのキャリアをスタートさせる」的な文言が書かれていた。この文言を入れようとしたのがスタッフさんなのか、はたまた本人たちなのかは分からないけれど、焦がれてきたこの場所で、20周年という節目に、増田さんの"原点"が映し出されていることにもグッときてしまった。


これは常々言っていることなのだけど、憧れという感情や夢を抱き続けることを糧にアイドルの道を走り続ける人が素敵だなって思っていて、それが増田さんの好きなところの一つだと思っている。アイドルはただでさえキラキラした存在なのに、彼らが"憧れ"という感情で一層キラキラするのを見るのがとても好きだし、いくつになってもその感情を失わないようなところが、胸が苦しくなるくらい好きだ。私が初めて東京ドームに立つ増田さんを見たのは10thの時なんだけど、その時は最後の挨拶で「もう立てないかと思ったから…」と泣きながら話していて、その後もまあ色々あったし毎年ドームやれていたわけでもないけど、でも10年後の今また"ここ"に立てている姿を目の当たりにしてなんかもう…胸いっぱいになってしまった。そうやって、何年経っても少年の頃抱いていた先輩への憧れとかジャニーズの世界に魅了されたキラキラした気持ちを持ち続けているところが、たまらなく好きなんだ……

「なんでこんなにたくさんの人が、おんなじ予定で集まったんだろう……」って思いながらドームを見ていたあの時の少年が、20年経って、自分たちのステージで5万5千本の光に包まれている光景。あまりにもかえがえのないものだよ。


でも、こういった偉大な先輩に憧れる気持ちとか、最初のステージで感じ取ったキラキラした気持ちだけじゃなくて…これまでのNEWSとしての20年間で積み重ねてきた夢の場所に対する気持ちも、これまで自分たちが紡いできた歴史が詰まった映像も、特効の火も水も火花も桜吹雪もシャボン玉も、ムービングステージもクレーンも、ビッカビカのレーザーも、これまで増田さんが手がけてきた沢山の衣装たちも、お祝いを喜んでくれるスタッフさんも、そしてきっと思い思いの表情を浮かべていたであろう我々ファンも、全部全部があの20周年ドーム公演を構成したもので。


今回の公演、派手なステージセットやコンセプチュアルな何かがあったわけではないけど、ムービングステージにクレーンに、どデカいモニター、ビッカビカのレーザー、様々な特効や落下物などなど…彼らが20年以上走り続けてきた場所でやってきたことや、吸収したこと、体験してきたこととかを惜しげもなく見せてくれたような感覚だった。すんごい絶景だった。

そして、モニター映像とか含めた演出も、衣装も、グッズも、そしてそもそもシングル全部やります!てコンセプトも、NEWSというものを愛している人から生まれたものだ…ってひしひしと感じたんだよ。当たり前だけどNEWSがNEWSを心から愛してるんだなってことが強く伝わった気がした。


あともう一つ嬉しかったこと。

今回のドーム公演って、本当だったらSTORYでも立つはずだったなとか、周年でまた戻ってこれたんだなとか、そういうものが上乗せされて私の中では思い入れが膨張しすぎてた部分もあった気がする。でも、京セラとか他のドーム会場でもやりたいよねって本人たちが言ってくれて、この2日間で一旦の区切りじゃなくて、もっと上も目指してくれてるのもわかって、嬉しかった。色んな状況を鑑みても、次もドームやろう!なんなら次は3大ドームで!とか簡単に言えるもんじゃないけど、それでもこの20周年でドームに帰ってくることが叶って燃え尽きるんじゃなくて、これからも目指したいものが尽きてないよって言及してくれたのが、現実的に叶う叶わないは別として、気持ちとしてとても嬉しかったなって。


そんな色んなものが詰まっていたドーム公演、ここからは曲目ごとに振り返ってみたいと思う。(さすがに全曲は無理だったので所々飛ばしている…)

※おぼろげな記憶から書いている部分もあるので、間違いがあるかもしれない。見つけたら仏の心でスルーするかそっと教えてね……

 

 

U R not alone

まさかの1曲目からこれ!?て本当に驚いた。ラジオで増田さん1曲目から泣いちゃうかもって言われてたから、もしや……?とは思ってたけど、いやでも初っ端から飛ばし過ぎになっちゃうんじゃ???じゃ、それはないか〜〜と油断していました。1日目はやっぱり泣いてたね、増田さん。

それにしても、始まり方よ。まさか我々の歌声から始まるドーム公演だなんて、そんなことある???

ドームなだけあってメンステのモニターはどデカいんだけど、それが真っ白。なんの指示も映像も出てこない、真っ白なモニター画面。そして否応なく始まるU Rの聴き慣れたイントロ。始まっちゃうけど??え?歌えば良いんだよね?と思いつつも、当たり前のようにWow〜♪と前奏の"我々のパート"を歌い始める大観衆。さすがNEWS担合唱部(?)。しかし前奏が終わってもなおNEWSは出てこない。もうAメロに突入するが……!?と思っていたらモニターに「拝啓〜♪」と歌詞が出てくる。特に何の指示もないが、やはり当たり前のように歌い続ける観衆。結局サビ終わりまで歌い切ったところで、ようやくNEWSが登場した。ガイドボーカルは流れていたとは言え、あの反響音の中5万5000人が声を揃えてアカペラで合唱しきったの、すごくないか?まぁでもできちゃうんですよね、我々これまで何度も歌ってきたので。(ドヤ)

 

未来へ

この曲はかなりくるものがあった。思い入れがあったから。

STORYで叶うはずだった3大ドームができなくなって。翌年なんとかツアーはできたけど、ドームは叶わなくて。その年の暮れにジャニフェスが開催されて、焦がれたその場所で歌うNEWSを見た。東京ドームのど真ん中で未来へを歌うNEWSを目の前にして、べしょべしょに泣いてしまった。ドームが共鳴してやがるぜ、NEWSってば最高だぜ…ってボロ泣きしながらドヤ顔してた。でも、でも絶対にいつか、NEWSのことが好きな人たちだけで埋まったこの場所でもう一度未来へが聴きたい、とも同時に思ってた。

だから、今回その夢が叶って本当に嬉しかったんだよ。加藤さんの「嗚呼、叫べ」でもうダメになっちゃってた。

たしかこの曲で、モニター画面にNEWSから見た客席が映る瞬間があって。無数のペンラの光が広がる客席をステージから見渡す景色。NEWSから見ている景色を少しだけお裾分けしてもらったような気持ちで見惚れちゃったな。5万5千本のペンラの海に包まれるNEWSを見たくて焦がれてきたから、たまらない気持ちになった。

 

BURN

今回メンステモニターがデカくて大興奮なんだけど、そのデッカいモニター一面がパッと真っ赤になって、BURNだって本能的に分かる。ジャケ写を彷彿とさせるし、音楽ツアーを経ているから。増田さんの高らかな歌い出しが始まって一気にボルテージが上がる。あと何よりアガッたのは、特効の炎!!!曲に合わせて惜しみなく何発もの炎が発射されて、ドーム規模の演出だ!!!て興奮した。身も心も激アツになったね。

 

紅く燃ゆる太陽

か〜〜ら〜〜の、紅く燃ゆる太陽!!!BURNで燃えてからのまた燃える!まだ4曲目だけどもうこの辺でだいぶやられてた。激アツすぎて火傷しそう。そんでレーザーが最高。

あとセリフ部分小山さんなのちょ〜〜〜〜イイ。消えないぞぉ〜〜!で客席がギャ〜〜〜〜!てなる瞬間が楽しすぎる好きすぎる。オタクの絶叫を浴びられるのも現場の醍醐味の一つ!(自分も絶叫していたが。)

あと踊ってくれてありがとう!EPCOTIAとかでセトリ入りしてたからそのあたりの時期にこの曲のかっこよさが再認識された感があった記憶だけど、久しぶりにまた見られて嬉しい。

なんかこう、昔から変わらない振りで踊ってくれると、リリース当時のバチバチのアイドル感というか、当時の空気感が出るのが好き。

 

サヤエンドウ

昔の曲が続くのかなり良い。私は4人からのファンなので当時を知ってるわけじゃないけど、なんかいつになっても例えば6人時代の曲を歌うとその当時の"何か"を感じとったような気持ちになって、知らないはずなのに懐かしさを感じてたまらなくなる。

バズーカでサインボール噴射するのも良い。海賊の曲なのでバズーカで打ってくれるのワクワクする。個人的にはバズーカ構えてる時の増田さんの表情が刺さりすぎて苦しかった……なんか、オタクを翻弄させるかのような不敵な笑みっていうか……

ていうか、『サヤエンドウ』で緑のサインボール飛ばすの面白すぎる。てっきり各々メンカラのサインボールなのかと思ったら、3人とも緑のボールだった。"サヤエンドウ"ってこと?おもろ。

\シゲ!/コールも久しぶりにできてよかった〜〜!QUARTETTO以来か?ネットの海で、「シゲコールってなんすか?」って意見もちょいちょい見かけたから、もう少し頻繁にやってくれないと風化しちゃうよ!?もっとやろう???て気持ちになってた。今後も定期的にセトリ入れてください。頼みますよ。

 

TEPPEN

なんか無性に泣きそうになった。泣くような曲じゃないはずなのに。

20年歌い続けてきたからこそ、今になって歌詞が響いてくるものってある。この曲もその一つかも。サビでお馴染みの振りを当たり前にみんながやり始める景色だけでもウルッときちゃう。サビ最後のTEPPEN目指せ!で手を掲げるのが清々しくて好き。

 

チャンカパーナ

これは曲の感想というよりも、個人的な思い出なのですが。一つ前のTEPPENあたりから、メンステからムービングステージに乗ってアリーナ中央をバクステ側に移動してくるNEWS。ちょうどその軌道に含まれる座席にいて、さらにはチャンカパーナで一時停止する位置のほぼ真下にいたので、振付で下向くときの一瞬の表情とか、靴の裏とかまで見られてしまって、すごい体験をさせていただいた……と呆然としちゃった。増田さんの方の裏はたしかピンク色でかわいかった。私も発狂してたけど、その周辺一帯がえ!?マジ!?ここで止まる???み、見ていいの!?ヤバい!!!みたいに大興奮してて、めちゃくちゃ楽しい光景だった。ヤバい場面に直面した時のオタクのリアクションってすごいパワーだからな。

そういえばNEWSのコンサートでムービング使うのって珍しい…よね?記憶の限りだと今まで参加した単独コンサートではムービング使ってた記憶がない(ド忘れでなければ…)。なぜムービング使おうと思ったのかとか、そのあたりの話もいつかどこかで聞けたら嬉しいな。ジャニフェスで乗ってたから、そこで何かを感じたのだろうか……

 

さくらガール

ドームのさくらガールでは、久しぶりに桜の花びらが舞った。EXPOのさくらガールではこんな感想を抱いていたけれど、

でもやっぱり、さくらガールで空から舞う桜吹雪は本当に美しい、とも思う。なんか、本人たちもじっくり見たいけど、無数の桜の花びらがひらひらと舞う中、あの馴染み深い振りで舞い踊るNEWS、っていう景色が美しくて。ほう……と毎度ため息が漏れそうになるんだ。

とか悠長に眺めていたのも束の間、ステージに散った桜吹雪をかき集めてフッと吹く加藤シゲアキさんが美しすぎて、声にならない声出た。こちとら、EPCOTIAの同様のシーン何度擦ってると思ってんだ。フキトバシオバチャンしてた人と同一人物とは到底思えんよ。

ちなみにこの曲の恒例の増田さんおててメッセージは以下でした。

1日目「ドーム来た♡」

2日目「ドームに連れてきてありがとう」

これまた個人的な思いなのだけど、またNEWSにドームに連れて行ってもらう!連れていく!っていう夢が叶った時に伝えたい気持ちってなんだろうと考えた時に、やはり出てきたのは「またドームに連れてきてくれてありがとう」ってシンプルな気持ちで。だから手作りうちわにそのメッセージを貼って持っていった。多分入った席的に、2日目は彼らの目にも入っていた可能性はゼロではなさそうだけど、まぁ見てても見てなくてもそこはどちらでも良くて、ただただ増田さんから同じ言葉をもらえたのがとても嬉しかった。ありがちな言葉だし、以前もたしか言ってくれてた言葉でもあるけど、それでも、同じ気持ちだったんだなぁって思えたから、とても嬉しかった。f:id:de192er:20240108135304j:image

 

星をめざして

星めざの「みんないるかい」って部分の歌詞がなんだか好きで。ここでみんなで一斉に手を掲げるのが、ドームで見るとめちゃくちゃ圧巻。観客のペンラの光が無数の星にも見えたりするから、まばゆくて美しい光景になるのがまた良い。この掲げられた無数の星を仰ぎ見て、NEWSは何を思ったかな…なんて想いを馳せたりもした。

 

Touch

はちゃめちゃにかわいい。アラフォーになっても変わらないTouchのかわいさをお出ししてくれて大変助かる。この曲の振り、3人がギュギュッと寄らないとできないので、必然的にかわいさ空間ができちゃう。あんな広いドームなのに、一ヶ所に集まってかわいい振付で踊るNEWS眼福が過ぎる。存在がハートフル。

 

Fighting Man

これ実はあんましセトリ入りしないシングル曲では?好き曲の一つなのでうれし〜〜〜!1日目だけだったかもしれないが、👊🏻👊🏻てする振りのところ、一つのカメラに3人で一緒に映り込んで👊🏻👊🏻してたのあまりにもかわいかった。一つ前のTouchで3人の物理的距離が近くなってたおかげかも。

あとCメロ?のハモり、シゲマスで歌ってくれて大感謝だった。(幻覚や記憶違いでなければ) 増田さんがかつての相方と担っていたハモりを、リアルタイムでまた誰かと一緒にハモってくれるのが、たまらなく嬉しいなと思った。

 

恋のABO

Fighting Manまで歌い終わったあたりで、増田さんがゼェハァお疲れのご様子。本当は曲終わるまでに花道通ってメンステに戻ってこなきゃいけないのに、花道でぺたんと座り込む増田さん。ヤダヤダ〜〜まだ始めないで〜〜!とごねる増田さんを尻目に無慈悲に「YOU達〜〜?」て言いかける小山さん(爆笑)。最終的にオタクに「YOU達何型〜?」を言わせることで、強制的に増田さんを歌わせる力技で始まるABO。おもろすぎ。…………とゲラゲラ笑ってたのに、いざ曲始まったら増田さんとんでもねえ色気で呆然としちゃった。さっきまでうだうだしてたじゃんか………

 

サッカーメドレー

WORLD QUEST〜ONE〜BLUE〜

サッカー曲、もう永遠に聴けないんじゃないかと思ってたから、純粋に嬉しかったし、「壁こじあけミラクル起こせ」とか「魂のブルー」といった高音パートを立て続けに歌い上げる加藤さんが眩しくて泣いた。時間的にも歌唱的にもサッカー曲それぞれガッツリ歌うのは難しかったんだろうけど、その打開策としてメドレー形式にしたのとても良かったな〜と思う。加藤さんが担った高音ソロパートが畳み掛けるように登場して大興奮したもんね。(本人は大変だったと思うけど…)

 

チェリッシュ

かわいすぎる!!!!!!この曲もサビでお馴染みの振りがあるけれど、その中の「覗きたくて 素直になって〜♪」で隣にいるメンバーをつんつんってつついてて、ギェ〜〜〜〜〜て変な声出しそうになっちゃった。アラフォーアイドルたちが出せるかわいさじゃない………ていうかあんなデッカい会場で、つんつんできるくらいの物理的距離の範囲に3人ギュギュッと寄ってる時間があるのがハートフルすぎる。ありがとう………かわいさもお出ししてくれて……その後の"(シゲちゃんに)KISSできるくらい近付いて(いるコヤマス)"の図なんて、破顔するしかなかったね。「KISSできるくらい〜♪」って歌うラブソングで、ファンに向けて歌うかと思いきや、KISSできるくらいメンバーに近づいちゃうのNEWSクオリティで最高。その方が喜ぶオタクが多そうだし(主語でかテキスト)。

 

Happy Birthday

これまたかわいすぎ!!!!

おなじみ恒例のかわいいが詰まったNEWS座りの出番、今回はこの曲ですか。おもむろにムービングステージに3人ゼロ距離で座りだして身悶えしたよね。しかも、曲のリズムに合わせてコヤマスが左右に揺れ出してさ…最終的には3人でゆらゆら揺れててハチャメチャにかわいかった。

あとなんか、多分この曲だったと思うけど、一緒にハート作るコヤマスお出しされて無理だった。なんかこういうの、あざとさを太っ腹にお出ししてくれる小山さんからやろうよ〜てすることはあるにせよ、増田さんからやろうよって誘うの珍しい気がして…ボケの道連れはよくあるけど…笑

 

LOSER

観客の拍手に乗せての歌い出しが定番になってるのが最高。音楽ツアーを経てきた我らって感じ。

それと同じように、あの曲もこの曲もきっと、いつかの何かを経てきていまここにいるんだな〜とか思いを馳せちゃった。例えばサヤエンドウのコールとかさ。

曲が始まる前、我々のクラップに合わせてC&R的なことやるタイムがあるんだけど、そこで「NEWSがだいすき!」という掛け声をチョイスしてくれる加藤さん大好き!クラップしてる5万5000人が「NEWSが大好き!」なの知ってるから言ってくれてんだねきっと。照れちゃうな。

 

SNOW EXPRESS

セトリ入りしてとっても嬉しかった。冬コンでどうしても歌って欲しい曲の一つだったから。ENCOREで生まれた亡霊が成仏したかもしれない。とにかく大好きなスノエクを歌ってくれて放心しちゃった部分もあって細かいところを覚えてないんだけど、バンドの生演奏にのせての歌唱だったからか前奏や間奏などで普段音源では聴こえないような音も登場してて聴き応えがあった。あとレーザー圧巻だったな…あれは2階席から俯瞰で見てみたかったかも。

 

Endless Summer

スノエクからの季節差がすごい。曲の季節感を考えると風邪ひきそうになるけど笑

だけど、なんかすごい、響いちゃった。音楽ツアーの時からも感じていた気がするけど…歌に、歌詞に色んな意味とか背景とか歴史とか様々なものが肉付けされて厚みが出る感じというか。

小さな冒険 手書きのチケット 夢の欠片 かき集めて

あこがれという おもちゃの羽根で 飛べる気がしてた

特に冒頭のここの歌詞を重ねてしまって。もちろんまだまだ夢半ばなものもあるだろうけど、あこがれというおもちゃの羽根はいつしか本物の羽根になって、今このステージに立っているのが全てだよなと。

あと、増田さん「飛べる気がしてた〜♪」のところで、両手を羽根みたいにパタパタしてた。1日目だけだったけど。かわいいね。

 

ReBorn

音楽ツアーの演出と同様、BURNの対としての位置付けを感じるReBorn。ジャケ写再現のように、メンステモニター一面真っ青から始まる。やっぱりドームのモニターってどデカく作れるから迫力も倍増ですごい。

 

フルスイング

EXPOツアーでもセトリ入りしたので、落ちサビの加藤さんのパートは初聴きではなかったものの、何度聴いてもクるものがある。ありすぎる。

フルスイングで、かつての彼の落ちサビを引き継いだ加藤さんが泣いちゃうんじゃないかと思うくらい顔を歪ませながら歌う様が本当に心に刺さってしまって…

あと、このパートに行く直前加藤さんの方にバッと手を向け、そして加藤さんが歌ってる最中はバンドの音に合わせて独自にノッている増田さんも良かった。バンドの生演奏アレンジがあるからこそ、音源とは違ったノリ方や動きが見られたのかもしれない。

 

ギフテッド

やっとこさフルで聴けたね!!!

EXPOでもドリフェスでも焦らされていたので、やっとだ!!!という気持ちが強かった。けど正直記憶がかなり吹っ飛んでいるので明日にでも円盤が欲しい。なんせ曲数が多いので脳内メモリーが他にリソース取られまくっちゃってるのかもしれん。

 

ROOOTS

生の威力すごかったな……音源で聴くだけで脳味噌震えてたけど、会場でパフォーマンスも演出も込みで直接目にすると良すぎてクラクラしちゃった…20年目の彼らが提示するNEWS、強くて最高。1日目特効の火花の噴射音?が何発も繰り出されて、観客はかなりビビったけど、さすがに音大きすぎたと思ったのか2日目は1発だけ?に減らされてた記憶。

あと2日目、「This is NEWS BRAND」で加藤さんがステージに落ちてた桜吹雪かき集めて息でふわっと飛ばしててギャ〜〜〜〜〜なった。さくらガールでもやってたのに…!1日に2回もとは心臓が持ちませんて…!

 

「生きろ」

ROOOTSで息も絶え絶えになってからの「生きろ」。テンションがジェットコースターすぎる。

なんだかすごい気迫だった気がする。毎度そうだけど、増田さんはステージにしゃがみ込む勢いで全身全霊を込めた魂の叫びで。今回に限ったことじゃないけど、「仲間の絆を〜♪」でメンバー2人を指して頷くみたいな仕草をするのを見るとたまらなくなる。あの大きなドームで3人が向かい合って互いを顔を見ながら、確かめ合いながら歌う瞬間はあまりにもグッッときてしまったね。

 

太陽のナミダ

太陽の"ナミダ"だからなのか、特効の水あり。そして、バクステの方に用意されたクレーンに乗ってのパフォーマンス。たしかこの曲だったと思うけど、NEWSお互いへのお手振りタイムがあってこれまた平和かわいかった。

たしか、加藤さんのクレーンと増田さんのクレーンがお互いに向き合うみたいな瞬間があって、ニコニコしながら手振り合ってて、それに気づいた小山さんも一緒になって手振り出して、結果3人で向き合いながらお手振りし合う図になってた。かわいいかよ。空中でも内輪でかわいいことしてる。良い一コマでした。

 

ビューティフル

音楽ツアーでも出てきたシャボン玉が再び。ビューティフルといえばシャボン玉のイメージがすっかりとついてしまってるから、ドームでも見られてよかった!NEWSとシャボン玉の親和性やっぱりすごい。

 

ヒカリノシズク

久しぶりにヒカリノシズクを聴くことができて嬉しくてたまらなかった。これもドームでまた聴きたい曲の一つだったから。

EXPO福岡の公演で見た、メモリーズの時にバクステ側の壁に投影されてた3つの星「✨」と同じものが複数、この曲の時にもドームの天井に投影されてた気がする。"ヒカリ"ノシズクだからかな。

 

裸足のシンデレラボーイ

\ドーン!/が楽しすぎる!!!昔からお決まりのC&Rや振りが20周年を迎える今も受け継がれていて、そんなところでさえエモーショナルを感じてしまってダメになる。私は両日共に全体を見渡せる席ではなかったので直接目にはしてないけど、きっと上から見たら圧巻の光景だったんじゃないだろうか。終わった後小山さんがとっても楽しそうにしてくれててそれも嬉しかったな。

 

〜Takahisa Masudaコレクションお披露目タイム〜

増田さんがコヤシゲに見せたいものがある、と徐に言い出し、2人に着いてきてと言いながらステージ下に下りていく。何???と言いながらも着いていくコヤシゲ。そうしてたどり着いた先には、これまで増田さんが手がけた全衣装がズラリ。モニターにそれらが映った瞬間、ワァ〜〜〜〜〜……って自然と声が出たし、あまりにも胸が熱くなり過ぎて発狂しそうだった。

増田さんが、いつか衣装展をやるためにも、自分が手がけた衣装たちは後輩に下ろさず全部キープしてるって言ってたのずーっと覚えてる。衣装展、いつか絶対に叶えてほしい。

増田さんが作る衣装、どれをとっても「あの時のあのシーンで着てたやつだ!」って思い浮かぶのが大好きで。コンサートのその時は、一瞬一瞬を輝かせるパワーアップアイテムかもしれないけど、コンサートが終わった後に改めて見ると、その時その時の感情や思い出のかけらみたいな存在になるのが大好き。

会場でも「あ〜〜!あれはQUARTETTOのやつ…あ〜〜Whiteの……!」「うわ〜〜ん懐かしい〜〜あ、この衣装好き…!」などなど周りから口々に聞こえてきて、改めて衣装がその時々のコンサートの光景の一つになってるのを感じた。

いつだったか増田さん自身も「お客さんが見た景色、心に残るであろう景色の中に、そのうちの一つのピースとして衣装があるんだよね」的なことを言っていたけど、まさにそうなっていて、あの衣装が並べられた空間に十何年のNEWSのコンサート史がギュギュッと詰め込まれていて、美しい宝石箱みたいだなって思った。

今はもうここにいない人の分の衣装も並べていて、過去を否定せず削除も省きもせず、ただ作ってきたものだけを全て詰め込んだあの空間が愛おしくて、声に詰まった。

 あまりにもファンとしても思い入れがありすぎる光景で、貴重なものを見せていただいている、という感覚がすごいし、この画角であと何時間も眺めてられるんだが???と思うのも束の間、これらの衣装から1人一つずつ選んで着て登場しよう、という流れに。

そこからそれぞれが選んできた衣装がまた最高で。(どれが選ばれても最高チョイスだが。)

1日目は小山さんがNEVERLANDのナポレオンジャケット衣装、加藤さんがEPCOTIAの写真ジャケット衣装で、2日目は小山さんがENCOREのOP衣装のジャケットの下にWORLDISTAのアニマル衣装、加藤さんがSTORYの赤スワロのジャケットの下にNEVERLANDの迷彩衣装を着て登場してくれて、意識的になのかたまたまなのかは分からないけど、四部作からそれぞれ少なくとも1着はチョイスされていて嬉しかった。他にも見たいものたくさんあった…というか本音を言えば全衣装見たいくらいだけど、特にSTORYの赤スワロをドームの地で見られた感慨はやっぱりあったな。本当だったらドームでも見られたはずの衣装だから。加藤さん、選んでくれてありがとう。1日目加藤さんが写真ジャケット選ぶに至ったのも、加藤さんが提供した写真が使われてることに小山さんがさりげなく言及してくれたからだと思うので、小山さんありがとうね…。

そして増田さん、なのだが。これらの素晴らしき衣装を手がけた我らが増田さんは何を着てくるのかな〜〜〜?いやでも増田さん一つに選べるのか?ますださん、好きなNEWSの曲聞かれても思い入れがあるからか全部とか言ったり選べない的なことよく言ってる人じゃないか?とか思ったりしてたら……まさかの衣装じゃなくて、辰(のつもりで恐竜の被り物を着た)コスプレで登場。カウコンで寅、卯と全身タイツ干支コスプレ男になる恒例ができつつある中、今年は開催なしということで一足先にドーム公演で我々に見せてくれたということらしい。縁起がいいね(?)

それにしてもクリスマスもまだ終わってなかったというのに、先取りであけおめしちゃったの面白い。STORYであけおめした記憶が蘇ったね。NEWS、コンサートで「あけおめ・ことよろ」しがち。

その後の曲もこの辰コスプレのまま歌ったり踊ったり走ったりしていたので、かなり体力削られそうで笑った。無駄に動きにキレがあるし、無駄な動きも多い辰(恐竜?)だったね。さすがに疲れたのか途中で脱ぎ出して、加藤さん曰く脱皮してたけど、恐竜の皮を脱いで「あ"っち"ぃ〜〜〜〜〜」言うてる時のますださん汗ピタピタでなんかすごかったな……色気的なアレが……

しかも、2日目は恐竜を脱いだ下になんとなんとMr.Whiteの衣装を仕込んでいて……え〜〜〜〜!?!?Whiteだ!?!?!?て喜びのあまり叫んじゃったな。これは個人的な感想だけど、諸事情ありファンになってから唯一入っていない公演がWhiteだったので、 円盤で何度も何度も見たあのWhiteの衣装をまさか生で見る機会があるなんてつゆとも思っていなくて……めちゃくちゃびっくりしたし、めちゃくちゃ嬉しかった。ムービングステージの通り道、増田さんの立ち位置のほぼ真下にいたので、下から拝めてしまって、ただただびっくりしながら喜んでた。増田さん、なんでMr.Whiteの衣装選んだんだろう?ありがとう…ありがとう……

衣装展やって欲しい気持ちがさらに何倍も膨らんだね。いつか、いつか叶いますように…。

 

NEWSニッポン→希望〜Yell〜

それぞれの選んだ格好でデビュー曲2連チャン。これも昔からの振り付けでみんなで一つになるのが楽しい。けどやはり辰(のつもり)コスプレの増田さんの絵面がすごい。すごい格好なのに、変わらず歌が上手くてビビる。あの恐竜の中からとんでもない美声が聴こえてきて脳バグるかと思ったもんね。

 

We are Team NEWS

君に触れたい〜♪の通称手繋ぎチャレンジ、EXPOツアーでは増田さんがコヤシゲどちらかを選ぶ(※小山さんが選ばれた場合、加藤さんが乱入して結局3人でわちゃつく傾向あり)のがお決まりの流れだったけど、ドームは「ふたりともっ♡」でコヤシゲ2人と手繋ぐますださん。ハートフルすぎる。EXPOで散々今日はどっち選ぶんだ〜!?てオタクをハラハラさせた挙句、ドームで最終的に出された答えが「ふたりともっ♡」だなんてさ……大正解すぎるよ。

1日目は辰コスプレ(どう見ても恐竜)で暴れ回っていた(?)ためか、この手繋ぎチャレンジのこと一瞬忘れてた?様子で、コヤシゲが手を伸ばして待ってるのに最初ちょっと気づかなくて、途中でとてとて走って手繋ぎしに駆けててかわいい恐竜………辰だった。

それにしてもこのWe are Team NEWSという楽曲、本当に楽しい。アルバムリリース時に音源で聴いた時から愛に溢れてて楽しかったけど、会場でNEWSと NEWS担がいる場所で、生で声のキャッチボールをすることで完成する曲なのがたまらなく良い。

(´-」-`)Everybody Screeeeam!

我々\フゥ〜〜〜〜〜〜〜!!!/

の楽しさが堪らない。氣志團翔やんさんが、是非ともフェスで歌って欲しいとの思いも込めて作られたという経緯を聞いてるけど、なるほどたしかにコンサート等の現場で披露するからこそ完成する楽曲だ…とEXPO、ドリフェス、そして今回のドームを経て何回も実感した。EXPOツアーでも天井に投影されてたカイ・コタ・ボンセンやMr.インポッシブルたち、ドームでも同じように登場しててこれまた可愛かったな。

 

weeeek

シングル最後の曲。昨年三銃士がリリースされる前後くらいから、weeeekの存在感が再認識されたというか、これまでも定番曲の一つではあったけど、改めてweeeekって楽しいよね!NEWSといえばこれだよね!これやらないと終われないよね!みたいなポジションのイメージが強くなった気がする。たぶん「35歳を過ぎた今のNEWSが歌うweeeek」という感慨で三銃士リリースのあたりで再度存在感が強くなりはじめて、音楽ツアーでかなりそれがみんなに浸透して、からのメトロックの初っ端で掴んだ感じ、なのかなぁ…(超絶私感)

まぁそれはさておき、今回のドームも、"シングル全部やっちゃいます"のシングル曲最後を飾ったのがこの曲だったわけで。これ歌わなきゃ終われないよな!みたいテンションでジャンプした気がする。weeeekの最後、増田さんが締めの公演タイトルを叫ぶくだりで「シングル全部やっちゃいま"した"〜〜!」て言って締めるのがめちゃくちゃ最高だったし、その後の「in TOKYO DOME!!!」を強調するように力強く言ってたのがまた痺れたな〜〜〜!

 

メンバーへのお手紙

最後の曲に行く前に、それぞれメンバー2人に対するメッセージを語る映像が入る。3人それぞれの語った内容はGINGERの記事が詳しかったので、リンクを貼っておく。

中でも、加藤さんから増田さん、小山さんへのメッセージに特にやられてしまったので、その話をしたい。

まずは増田さんに対して。

「アイドルが転職だったんだな」という言葉がまず嬉しかった。Different Livesの脚本について「NEWSではなかった3人の人生を描くことがNEWSとしての3人を描くことになる、そうなるといいなと思って書いた」と言っていた人が、アイドルの他に作家というもう一つの道を知っているからこそ見えるものもあるだろう加藤さんが、「アイドルは狂ってなきゃできない」と言いつつもそれでもなおアイドルの道も選び取り続けている加藤さんその人がこう言うからこその重みがあると感じた。

そして、「まっすーの歌をそばで聴けること、笑顔を見られること、それは僕の幸せの一つです。」という言葉も。増田さんの歌声を「ギフト」だと表してくれた加藤さんが言ってくれるからこそ、染み渡るものがある。しかも、歌声に加えて"笑顔"もなんだ……って。加藤さんは、増田さんに笑顔でいてほしいんだな…って改めて言葉で受け止めちゃうと、なんかジーーンときちゃう。

増田さんのこと「言葉足らず」とも言っててちょっと笑ったけど、その後に流れた増田さんからのメッセージがまさにその通りで、言葉巧みではないところが出ていてニッコリしたし、増田さんのそんなところも十分すぎるほど知ってる上での"一番の理解者"が加藤さんなんだよな〜〜〜としみじみ思った。

 

次いで、小山さんに対して。

なんか、すごかった。20年来のシンメで、親友で、幼馴染みたいな関係って、本当にすごい。食らってしまうってこういうことかも。なんか、どこをどう抜粋したら良いか分からないくらい全体的に食らったんだけど、「今も変わらずお腹が痛くなるくらい笑い合えること」とか、「陰で努力してるのも知ってるし、常に先を見て周りを気遣ってることも感じています。」も「僕の苦手な部分を助けてくれているのも本当に感謝しています。」とかも、もう全部すごい。コヤシゲってすごい……

普段は小山サンはさ〜〜ってイジったり呆れたりしてるけど、そういやコヤシゲでラジオすると本当に話が止まらなくてマシンガントークになってるな〜と思ったり。でもきっとファンから見えないところでも色んな歴史があって、例えばかつて出演した夜会とかはそのほんの一部で、こちらのあずかり知らぬシンメのこれまでがあるんだろうな、と思わされたメッセージにも感じた。言わずもがな、誰にも介入できない、それこそメンバーである増田さんでさえ間に入れない(入ろうとも思ってないと思うけど笑)"何か"がある、ことだけしみじみと伝わってくる感覚というか…。

最後の「またいつか、いつかみたいに2人だけで飲みに行きましょう」でトドメを刺されたかのごとく、会場の各方面から「うわあぁ〜〜〜…」みたいな、オタクのため息ともうめきともとれるような声が漏れ出ちゃっててちょっと面白かった。ギャ〜〜〜〜!!!とかキャ〜〜〜!!!じゃなくて、そういう声が出ちゃうんだな……って。

 

そして最後、2人への手紙としてそれぞれに素敵なメッセージを読み終えた後、手に持っていた手紙を後ろのデスクに置く加藤さん。置かれた手紙には2人に向けて「一緒にいることを諦めないでくれてありがとう」という手書きメッセージ。

そう。さっきまで手に持って、あたかも手紙を読んでるかのようにメンバー2人に語りかけていたけど、書かれた言葉を喋っていたわけじゃなかったんだよっていう種明かしをさらりとされてしまったんじゃん。

それにしても「一緒にいることを諦めないでいてくれてありがとう」という言葉。

そうだよな、もしも全員が同じタイミングで諦めてしまっていたら、いま一緒にいられてなかったかもしれない、んだよな……。

いまNEWSが20周年を迎えられているのは、3人になった時に小山さんと増田さんが諦めなかったからということが大きいだろうけど、4人になった時は小山さんと加藤さんがNEWSを諦めないでいてくれたことが大きいと思うし、もしタイミングが違っていたら今お祝いできていたかもわからないんだよな…。

思えば、増田さんが4人でもやっていけるかもしれない、とようやく思えるようになったのが10thでドームに立てた時だったって後に語ってたこととがある。6人から2人が抜けたタイミングからそこまで、諦めないでくれて引き止めてくれたコヤシゲがいたからこそだし、4人でもドームができたって成功体験があったからこそだと思うから、今回3人でまたドームに立てたって事実は、やっぱり大きいことだなあと思う。

 

劇伴

EXPOツアー、ドリフェスに続きドームの最後もこの曲。締めの曲としての安定感がすごい。

U R not aloneもそうだったけど、歌い重ねるごとに、コンサートという作品の締めくくりとしての存在感が安定してきてるような印象がある。2023年のコンサートは、やはり20周年イヤーとして「3人が出会って、NEWSを続けてきたことの意味」「様々な選択肢があった中で、"ここ"を選び続けた3人」みたいなものが通年の大きなテーマとしてあったのかなと思うけど、そういう意味で劇伴を歌わないと終われないよね、これがエピローグだよね、みたいな存在感が強くなったというか。

一つ一つの歌詞が、NEWSのことを言ってるようにも、はたまたこれを聴いている誰かの人生に語りかけているかのようにも聴こえる。NEWSの物語かもしれないし、あなたの物語かもしれない。

どの歌詞もかなり響くんだけど、特に2箇所、刺さりまくってしまう部分がある。

一つ目。

たった一度きりの人生の中で

何も永遠なんかじゃなくても

奪えないものを僕らは知っている

『感動』  『想い出』  そして  ほら 『イマ』だろう

これ、昨今の状況とかNEWSを取り巻くあれこれがよぎったりもしながら聴いてしまってる部分も少なからずあるかもしれないけど。"ここ"で生まれた感情も想い出も誰にも奪えないし、何より目の前にある"イマ"が誰にも奪えやしないかけがえのないものだよって、"ここ"で歌ってくれるということ。刺さらないわけがないし、NEWSを愛している人たちしかいない空間でNEWSがそう歌うから、真っ直ぐに刺さる。

 

そしてもう一つ。

悲しみ 不安激動も全て

包み込めるように 今日も歌うから

まだ見ぬページの先にある笑顔に会いに行こう

どんな名シーンが君を待つだろう

この、曲の最後のフレーズ。こう歌って曲を歌い終えるNEWS、めちゃくちゃ良くないですか???私はチームNEWSという集団、NEWS自身もファンも、NEWSを取り巻くみんなが歌の持つ力を信じている節があると思っているけど、そんな我々にピッタリすぎると思う。色んなものを包み込めるように歌って明るい明日を迎えようとするの、NEWSらしさだなと思うし、「どんな名シーンが君を待つだろう」って歌詞、すごく好き。

このフレーズで終わる劇伴が終わると、寂しさもありつつも、それ以上にとても満ち足りた気持ちでいっぱいになる。EXPO、ドリフェスときて、今回のドームもそんな気持ちで閉演を迎えられたなと思う。最高の公演でした。

 

 

あと最後に。捌ける時に加藤さんが叫んだ「俺たちがNEWSだ!」が大好きだった。ドリフェスの最初でもたしか言っていたけど、改めてドームでも叫んでいて、すごく胸熱だったな。加藤さんも3人で再びドームのステージに立つことを果たせて、「俺たちがNEWSだ」を確かめられたのかな、と思ったり。そうだといいな。

 

さて、つらつらとひたすら語ってきたけれど、改めて。20周年ドーム、やっと叶ったドーム、また来られたドーム、何重にも意味合いのあったドーム公演だったけれど、とにかくとっっっても楽しかった。またここに戻ってこられるよう、そして別の地のドームにもNEWSが立てるよう、まだまだ尽きない夢を見ていたいな。

 

次はどんな名シーンが、NEWSを待つだろうか。

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〜完〜